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成人自閉症スペクトラム・発達障害の改善はミュゼアルディ

知能についてiq

アスペルガー・アダルトチルドレンと知能指数

私たちが通常知能指数・IQと呼んでいるものは、生活年齢と精神年齢の比を基準とした「従来の知能指数(IQ) 」 
と、同年齢集団内での位置を基準とした「偏差知能指数( DIQ, 偏差IQ、偏差値知能指数)」の2種類があります。

     

IQの平均値は100で、85−115に約70%の人が含まれ、また70から130の間には95%の人が含まれて
います。当相談室では、IQ140台の方も数人ご来室されましたが、IQが高ければ生きるのが楽とは言い切れな
いようです。

IQの高さは遺伝的な要素が強いのですが、環境要因(成育歴)によっても大きく変化するとされています。


発達障害(特にアスペルガー症候群)の方の場合、IQが高いように思っておられる方も多いようですが、実際には
とびぬけて高い方から軽度知的障害の方と同レベルという方まで存在し、アダルトチルドレンの場合は平均程度の方
が多いと思います。(当相談室の傾向です)

IQそのものは高くても、科目別に得意・不得意の差が大きいことが、発達障害の方の生きやすさを阻害しているケ
ースも多く、初等教育現場でもう少し理解が深まればと思います。


日本で使われている学力のものさしは、IQより「偏差値」ともいえるでしょう。日本で一般的な偏差値(平均50・
標準偏差10)では、偏差値60以上の人は、全体の中で上位から約15%程度以内にランクされるということにな
ります。

諸外国では偏差値の取り方はさまざまですし、社会に出てからの能力を示すものでないことが徐々に理解されてきて
います。この点では「血液型性格信仰」と同様なのかもしれません。この面でも「発達障害だから偏差値が高い」わ
けではなく、一部のサヴァンタイプ(天才)を除けば、定形発達者に比べて生きにくさを感じる方が多数見受けられ
ます。